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2010/05/26

『社会力を育てる』、『生き方の不平等』

今読んでいる本、これから読む本は、いずれも今月(2010年5月)新刊の岩波新書の2冊。社会移動が難しくなった日本の現在のありようは、この前に読んだ渡辺浩著の『日本政治思想史』に描かれた幕末期の下級武士層のうっ屈した状況に似ている。当時、下級武士が置かれた社会は、まさに移動がない時代。どんなに能力があろうとも、家が代々受け継いだ藩の仕事を続けなければならず、農民や職人、商人よりも閉塞感が高い階層であった。その不満がいろんな明治維新の原動力であったわけだが・・・。
翻って現在は教育を受ける機会は経済の格差に左右されており、一見平等な社会であるが、結果として階層は固定化している。
そんな中で、どう助け合う社会を築いていくのか。門脇厚司著『社会力を育てる』(岩波新書、800円+税、2010年)と白波瀬佐和子著『生き方の不平等』(岩波新書、800円+税、2010年)から答えを探ってみたかった。

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