今読んでいる本
山下範久著『現代帝国論』(NHKブックス、2008年、1070円+税)
著者はウォーラースティンに師事したとのこと。
『世界』(2009年3月号)の「特 集 雇用の底が抜ける――〈派遣切り〉と〈政治の貧困〉 」における、「【政治への問い】麻生首相に貧困は見えるか――「平等社会日本」の崩壊という政治課題 柿﨑明二 (共同通信) 」、「【政治の役割】<政治の時代>における<政治の貧困> 宇野重規 (東京大学) 」、「 【政治の論じ方】道徳的非難の政治を超えて――「ネオリベ」排除は自明か? 杉田 敦 (法政大学) 」は、いずれもよく論点が整理できており、国民がいかに政治を監視してかかわるべきか、明快だった。柿﨑氏に「冷静な凄み」と評された、派遣村村長の湯浅誠氏の今後にも注目したい。湯浅氏の、問題を可視化させ政治や社会をベターな方向に動かす力量ひとつとってみても、それは魅力的リーダーに見える。
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