水俣病訴訟を支える会発足
1948年から1960年生まれの水俣病被害者9人が昨年10月に国・熊本県・チッソを相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。本日、この訴訟を支えるための組織結成の呼びかけ集会が開かれた。
水俣病が公式確認されたのが52年前の1956年。政府が公害認定ししたのが40年前の1968年。この間、食品衛生法が適用されず被害の拡大が防止されなかったし、チッソが排水路を変更し不知火海全域に被害が拡大された。また、2004年の関西訴訟最高裁判決のように何度も国・県の責任が認められながら、当の悪党どもは今もって被害を顕在化させないことに腐心している。今回、声を上げた人たちは、まさに生まれながらにして放置されてきた。
いうなれば、水俣病事件とは食中毒事件である。疑わしい原因が確認できた段階で必要な手立てを講じておれば、ここまで多くの被害と救済に長い年月を強いられることはなかった。
今、食の安全が大きな問題になっているように、何の罪もない人がある日突然被害者になってしまうのである。倫理観のない加害者、そしてその暴走を止められない行政。今の中国を嗤う資格が過去の日本にも現在の日本にもあるといえるだろうか。


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