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2008/04/22

『生きるための経済学』

安冨歩著『生きるための経済学』(NHKブックス、2008年、970円+税)を読んだ。著者は、バブル期に銀行勤めの経験があり、いわゆるバツ2の体験もある。世間体的にはエリートコースを歩んでいるが、その虚栄も自覚している。自殺願望が高かったことも告白している。著書の中で自身の境遇をさらけ出していることが、新鮮だった。同世代ということで共感するところも多い。
で、一口にいえば、現行の経済学批判の書だ。その根拠を証明するためにいろんな分野の学問を渡り歩いてそのエッセンスを説いてくれている。実にありがたい。読後感として「研究依存症」の著者の努力に感謝の念をもった。著者は、その研究依存症に逃避したおかげで自殺に至らなかったとも・・・。
そして、つまるところ、すべては哲学問題になると改めて思った。正直、この著作のわかりにくいところはある。しかし、全般として非常に面白い。精神の自由について考えるきっかけにもなる。
Ikiru

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