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2008/02/03

興味がわかないことと勉強しないことは直結しないのでは?

以下のニュースの切り口に違和感を覚えた。つまり、授業に興味がわかないということを否定的に受け止める必要はないのではないかということ。そもそも大学の授業がおもしろくある必要はない。むしろ、限られた人生においては比較的壮大な無駄な時間であるだろうと思う。特に実学系の場合は、実体験がないからまずストレートに頭に入らない。自分の体験でも本当に法律のことが理解できるようになってきたのは、仕事上、あるいは行きがかり上、いろんなケースにかかわってからである。ただ、おもしろいことに、そういう必要性が出てから、コレはココという具合にポイントをつかむ際に、かつての無駄な授業が生きてきた感じがする。当座の無駄の積み重ねからしか人生の大事がつかめないことがある。だから、授業に興味がわかなくても、それを学生本人はもちろん、大学側が心配したり、迎合する必要はないと思う。
だけど、大学生の読書量が少ないのは心配だ。読書も非常に無駄の多い行為だけれども、これも授業と同じで数をこなさないと、身につく本とは出会わない。それに代わる実践的な出会いがあれば別だけど。

大学生6割 授業に興味わかず NHKニュース 2月3日 18時38分
調査は、東京大学の研究グループが大学の運営や授業に生かすため、おととしから1年間、全国の国公私立127大学の大学生およそ5万人を対象に行いました。「授業に興味・関心がわかないか」という質問に対し、「よくある」が17%、「ときどきある」が45%と、あわせて60%を超えました。また、1日の勉強量について聞いたところ、授業の予習・復習に費やす時間は、「1時間以下」が64%を占め、このうち「まったくない」が13%となりました。大学入学前の高校3年のときの勉強時間については、4時間以上が34%、3時間程度が23%となっていて、大学入学を境に勉強量が極端に減る実態を示す結果になっています。さらに、漫画を除いた本を1か月にどれくらい読むかを聞いたところ、4冊以上が16%ある一方、1冊しか読まないが28%、まったく読まないが29%となり、読書量も少ない傾向を見せています。調査を行った東京大学教育学部の金子元久教授は「『今の学生はあまり勉強をしない』ということが裏付けられてしまった。それは一部の大学だけでなく、東京大学でも同じだった。大学側は『勉強は学生が自分でするもの』という建て前を捨てて、社会に出るうえで必要な知識を大学の中で育てる取り組みを始めることを、真剣に考えなければいけない」と話しています。

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