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2008/01/21

伊の展覧会、熊本に再現 浜田さんの版画

昨日、熊本県立美術館本館2階にある「浜田知明版画室」を訪れた。人間の醜さを直視した作風のゴヤがよく引き合いに出されるが、込められた風刺とか哀しみがトーンを柔らかくしている。

 イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館で開かれている版画・彫刻家の浜田知明さん(90)=熊本市=の作品展に合わせ、熊本市二の丸の県立美術館本館に同展と同じ作品が展示されている。
 作品展は、レオナルド・ダビンチの「受胎告知」をはじめルネサンス期の絵画コレクションで世界的に知られるウフィツィ美術館が、日本人作家では初めて浜田さんの版画十九点を収蔵したのを記念して昨年十二月から開催。県立美術館も浜田さんの作品を常設展示している本館二階の「浜田知明版画室」の展示を入れ替え、同じ十九点を紹介することにした。
 二つの期間に分け、半数ずつを展示。二月三日まで一九五〇年代の「初年兵哀歌」シリーズをはじめ戦争体験を題材にした九点、二月五日から三月三十日までは現代社会の風刺にテーマを広げた六〇~八〇年代の作品を中心に十点を並べる。
 展示作品には、戦地で描いた軍馬のスケッチを基に制作した「馬のトルソー」(六一年)など、国内では浜田さんの代表作として取り上げられる機会の少ない作品も含まれる。県立美術館学芸課主幹の高浜州賀子さんは「情感より造形的な完成度に注目し、十字架を連想させるモチーフが多い点などに、日本人との視点の違いを感じる」と話している。(くまにちコム2008年1月14日)

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