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2007/01/07

五味川純平が伝えたかったこと

 1月6日の地元紙に共同通信配信の企画記事「日本の進路 識者に聞く」が載っていて、作家の澤地久枝さんが敗戦時の旧満州での自身の難民生活を引き合いに「弱者脅かし切り捨てる国ダメ」と答えていた。詳しくは記さないが、良質の企画記事だったと思う。
 ところで、澤地さんは、『戦争と人間』や『人間の條件』の著作で知られる故・五味川純平の資料助手をされていた。五味川作品は、中学生から高校生にかけての時分に随分親しんで感銘を受けた。ただ、いずれもかなりの長編であり、五味川作品が語るものに、戦争非体験者が接する機会は難しい。こうして今、故・五味川氏に代わって澤地さんが少しでも時の権力者が陥りやすい危うさを語っていかれることが非常に重要だと思う。

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