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2006/09/10

中世史学者の阿部謹也氏死去

阿部謹也さん死去の報をけさの新聞各紙で知った。同氏は、たびたび熊本へも訪れていて、著書のあとがきの中でも私たちのたまり場での思い出に触れられていた。私自身も同氏の講演を聴いたことがあり、ヨーロッパ中世の話に興味を覚えた経験がある。快楽を覚えてはならないとするカトリックの教義と現実に悩む当時の人々の暮らし、男性(しかも王)が人前で泣くことがなんら不思議でないとされたことなど、断片的なエピソードが記憶に残るぐらい語り口は軽妙で面白かった。
asahi.comより一部引用 2006年09月09日17時58分

元一橋大学長の阿部謹也さん死去
 「ハーメルンの笛吹き男」など、中世ヨーロッパの社会史を扱った著作で知られる歴史学者で元一橋大学学長の阿部謹也(あべ・きんや)さんが4日、急性心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。71歳だった。
 35年、東京生まれ。中学時代にカトリック修道院で生活したことなどから西欧の中世社会史に関心をもつ。74年、子供たちを連れ去る笛吹き男の物語を核に、中世ヨーロッパの庶民の生活を浮き彫りにした「ハーメルンの笛吹き男」を出版し、注目を集めた。
 ヨーロッパの被差別民に目を向けた「刑吏の社会史」、定住民と遍歴の民の交錯を描いた「中世を旅する人びと」(サントリー学芸賞)などの話題作を次々と発表。故網野善彦氏らとともに、社会史・中世史ブームの中心人物となった。
 また、独立した個人が構成する「社会」とは異質な「世間」をキーワードに、「『世間』とは何か」などで独自の日本文化・社会論を展開した。

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阿部先生、ご冥福をお祈り申し上げます。。 ▼元一橋大学長の阿部謹也氏が死去  西 [続きを読む]

受信: 2006/09/11 10:36

» 阿部謹也氏が死去 [naoの本棚]
歴史学者で一橋大元学長の阿部謹也氏が死去  「ハーメルンの笛吹き男」など、ヨーロッパ中世の社会史研究で知られる歴史学者で一橋大学名誉教授の阿部謹也(あべ・きんや)さんが4日午後9時37分、急性心不全のため亡くなった。 dart2("ad2.yomiuri.daikou/culture","",10000000000000); #rect-l { position:relative; left:-5px; }  71歳だった。告別式は近親者ですませた。後日、お別れの会を開く。喪主は妻... [続きを読む]

受信: 2006/09/11 13:27

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