« 1月1日の新聞紙面から | トップページ | 新会社法、karoshi、中田英寿 »

2006/01/03

就学援助率増加の衝撃

 元旦の新聞紙面がつまんなかったというのは、書きすぎだったかもしれない。
 地元紙で昨春まではブログのことをご存知でなかった編集局長が、ブロガー人気力士・普天王関へインタビューしていた記事は、感慨深かった。日経1面で、ソフトバンクがサイバー大学を設立することを特集記事で触れていたその日に、ヤフーが5時間半も停止していたのも、話題性があって興味深かった。さらに、ホークス関連で、朝日の西部本社版で昨シーズンのプレーオフのネット配信アクセスが約56万件だったというのも、記憶に残る情報だった。
 さて、3日の紙面でいうと、朝日の1面トップで報じていた、公立小中学校における就学援助が東京・大阪では4人に1人という記事がなんといっても衝撃的だった。東京都足立区では04年度の受給率が42.5%。卒業文集で将来の夢が書けない児童が増えているという。このことは、高校・大学とスポーツや学術研究を極めようというのは、よほど恵まれた家庭環境に育たないと難しい格差社会に突入していることを物語っている。
 ポスト小泉を担う人物にはまずこの事実から何を考え行動しなければならないか聞いてみたいが、残念ながら禅譲待ちの奴らにそれを期待するのはムリだろう。現場単位で志ある住民や企業が地域貢献していくなかでフォローアップしなければならないのかなあという気がする。その意味では、人口減社会も悪くない。コンパクトな地域の方がきめ細かい対応ができる。
 ちなみに先の受給率でもっとも低かったのは、静岡県の4.1%、次いで山形県の4.8%。全国平均は12.8%となっている。

|

« 1月1日の新聞紙面から | トップページ | 新会社法、karoshi、中田英寿 »

コメント

明けましておめでとうございます。戴いた年賀状でこのブログを知り
ました。以前は、元日の新聞はとても楽しみでしたし、読み応えもあったのに・・・熊日しか読んでいませんが特に今年はがっかりしました。今心に残っているのは「日本再生へ」の安藤忠雄氏の「まず礼儀を教えることから」4部の「驚きの技」「未来予測」くらいです。しかしブログの記事の就学援助率の増加には私も驚きました。今の子供達に未来のへの希望がなくなれば、未来予測も砂上の楼閣になってしまいそうですね。「テルセキの自由広場」楽しみにしてます。

投稿: 河野幹子 | 2006/01/04 11:17

コメントありがとうございます。
新聞に限らずあらゆるメディア、個人間の議論にも重厚感がなくなっていますね。きょうの日経記事で中田英寿も指摘してましたが、自分の意見を出すのを良しとしない風潮。それは、出しても批判に耐えられない裏打ちのなさや、対する批判の流儀が訓練されていないことにあるのかもしれません。
それと、子供達の未来を考えると、私達一人ひとりの果たすべき責務は重いですね。

投稿: テルセキ | 2006/01/04 11:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84238/7976123

この記事へのトラックバック一覧です: 就学援助率増加の衝撃:

« 1月1日の新聞紙面から | トップページ | 新会社法、karoshi、中田英寿 »