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2006/01/04

新会社法、karoshi、中田英寿

 新会社法の施行を今年5月に控え、その後に株主総会を迎える企業では定款変更の準備が始まっている頃だと思う。その新会社法自体の特徴といえば、いろいろいわれているが、起業がしやすくなったというのがやはり目に留まる。たとえば、破産者で復権を得ていない人でも取締役になれるというのだから、薄っぺらい企業も市場には出回ってくることになる。取引先として接するには、今以上に人として信頼できるかどうかの見極めが重要になってくる気がする。
 新モーレツ族の登場について4日の朝日1面特集は取り上げていたが、一方で全世界的に働きすぎが問題になっている。4日の日経社説はIT化で生産性を上げて労働時間を減らせば、という意味のことを論じていたが、解決策としては甘い議論だ。karoshi(森岡孝二著『働きすぎの時代』)が国際語化している通り、働くことがまったく喜びになっていない死に向かうモーレツ族と、働くことが楽しくてしょうがない新モーレツ族とに分化している差は何なのか? 特にSEや小児科医などの専門技術職とドライバーやコンビニオーナーなど24時間型サービス労働職の人たちの働く喜びとは何なのか? いろいろ考えさせられる。
 理解し合うこと、話し合うことの成立が難しい風潮になっている日本という社会への違和感を、サッカー日本代表の中田英寿が語っているのを、日経スポーツ面の3連載(1/1,3,4)で興味深く読んだ。彼自身、自分のことを団体競技より個人競技向きのアスリートと捉えているのには、共感を覚えた。一つの世界を極めるスタンスではないのだろうか。
 断片的な関心事だが、これから考えてみたいと思う。

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