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2005/11/05

小熊英二氏と宮崎哲哉氏の読み方

 けさの地元紙に載っていた共に1962年生まれの小熊英二氏と宮崎哲哉氏の自民党改憲案の読み方が目をひいた(共同通信配信の企画か)。一見したところでは、9条を変える必要ないという小熊氏と、自衛隊の存在とそれを前提にした現行法の整合性から9条を触ることは認められるとする宮崎氏とに大別され、隔たりがあるように見える。
 だが、二人に大きな違いはないように受け取れた。つまり、どんな法律が定められようとも、現実はそれを捻じ曲げたり、法の精神を無視した破壊行為への暴走がありえるという、実態への危惧が感じられた。実際、身近な日常生活でも決め事が美辞麗句の絵空事になることは多い。ならば、つまり守れないなら制約を緩やかにしてやれというのが、今日の憲法論争の環境という気がする。ただ、制約を後退させたからそれで安心かというと、人間すべからくそうではない。ともすれば努力しない、成り行き任せに過ごすというのが大半だろう。小熊氏も宮崎氏も劇場型政治に簡単に乗せられる国民の危うさを感じているように思える。
 同じことは、「国民の責務」についても言える。9条改正と同じで書き込んで強めたから、みんなが責務を覚えるかというとそうではないだろう。カネを持つ強いものは別に日本で税金を納めずに済む方法がいくらでもあるのに、弱い障害者からは否が応でも自己負担してもらいますよ、という仕組みが着々と築かれつつあるのだから。

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